<インフルエンザの概要、ワクチンについて>

→ウーマンエキサイト記事:https://woman.excite.co.jp/article/child/rid_E1539578526167/

<インフルエンザと突然死>

インフルエンザは通常は風邪症状のみで自然によくなりますが、ときに突然死の可能性のある怖い病気の側面をもちます。

インフルエンザ脳症など重症化を疑わせるものがあれば入院など対策をとりますが、脳症以外でも突然死はあります。歩いて受診して、重症感がない患者さんの突然死を予測することは難しいです。突然死はレアケースだけれど、毎年とてもたくさんの人が感染するので、それにぶち当たってしまう人もでてしまう。できうることとしては(完全ではないけど)ワクチンをうつことと、感染を拡大させないこと。そういう意味ではインフルエンザに感染したら登校停止期間をきっちり休むべきだし、仕事もそれに準じてきっちり休むべき。そしてその期間は元気になったとしても人混みなどにお出かけはすべきでない。

<インフルエンザの診断に便利な所見>

インフルエンザの患者さんののどの奥にイクラのようなプチプチができるインフルエンザ濾胞という所見があります。発症早期にできるので、熱が出てすぐに受診した患者さんにもみらます。

http://www.hhk.jp/gakujyutsu-kenkyu/ika/141102-100000.php …

<インフルエンザの治療>

インフルエンザのお薬のタミフル®︎ですが、嘔吐、下痢、腹痛などお腹関連の副作用をしばしばみとめます。 その時は吸入薬のリレンザ®︎イナビル®︎や、点滴のラピアクタ®︎といった薬に変更します。

インフルエンザの時の解熱剤として、アセトアミノフェン(カロナール®など)は使用できます。痛い時などは使ってかまいません。 使用してはいけないものはサリチル酸系解熱薬(アスピリンなど)、ジクロフェナクナトリウム (ボルタレン®など)、メフェナム酸( ポンタール®)です。嘔吐や意識障害をきたすライ症候群のリスクを上昇させるため使用します。