<救急受診の目安>

気管支喘息発作の患者さんは、夜に発作を起こすことが多いですが救急受診すべきなのか迷うことは多いでしょう。可能であれば自宅で気管支拡張薬の吸入をしてみて、それでも呼吸困難感が続く場合は受診しましょう。

<吸入ステロイドの使用時の注意点>

吸入ステロイドをしている場合、薬剤が口の中に残ると口腔カンジダ症というカビの感染が起こるため、吸入後のうがいが必要です。子供でうがいがまだできない場合は、吸入後水をのんで口の中を洗い流すことで代用します。

<運動誘発喘息>

運動により一時的に喘鳴(ぜーぜー)呼吸困難が生じる現象です。走ったり、階段を登ったあとに咳き込みが多いとき疑います。

運動するとしんどくなるので患児は運動を避けがちになります。準備運動をすることと、運動前の気管支拡張薬投与は予防効果があります。

<喘息と似ているが異なるものVocal cord dysfunction(VCD)> 

息を吸う時に声門が狭くなって喘鳴や呼吸困難を生じるもので喘息と区別されるもので、年長児にみられます。呼吸機能検査で上気道閉塞のパターンになること、呼気より吸気で強い喘鳴があり夜間より日中に多いことや、喘息と異なり気管支拡張薬の効果が乏しいことが特徴です。

<ペットについての考え方>

ペットとの接触で喘息発作が出る患者さんがいらっしゃって、しばしばペットを手放すように指導されています。 でも、手放すかどうかは患者さんの選択なので医療者があまり強く言うとこではないと思います。 ペットがいる状況でもコントロールできるよう治療するべきです。