<熱が続くとき>

風邪では発熱は3日ほどです。3日以上続くときはほかの病気の可能性を考えます。

一度の受診で結論がでないことがあります。繰り返し診察をうけたり、はっきりしない場合は専門施設へ紹介してもらうことも考慮します。

※川崎病

抗菌薬の治療などもしているけど熱が下がる様子がなく、

だんだん症状が増えてきたというときに、小児科でポピュラーな病気として川崎病があります。

症状は図のように

①5日以上続く発熱

②眼の充血

③口唇の発赤(いちご舌)

④手足の発赤や浮腫

⑤頸部リンパ節腫脹

⑥不定形発疹

を特徴とします。

5日発熱が続くことが特徴ですが、発熱から10日以内に始めなければ心臓の血管に後遺症が残る可能性があり早く対応する必要がある病気です。熱が続く場合に一度は可能性を考える病気です。

菊池病(亜急性壊死性リンパ節炎)

こちらも発熱とリンパ節腫脹、全身倦怠感などを症状とします。

https://note.mu/papasyo/n/n7886961dd15b

<繰り返す場合>

子供は年に平均6-8回は風邪をひき、15%の子は9-12回風邪をひきます。繰り返しても基本的には健康であることがほとんどです。保育所に通っていたり、兄弟がいると感染の機会は増える傾向にあります。

6ヶ月まで母からの移行免疫で守られていますが、そこからは免疫物質である免疫グロブリンが低い状態になります。その時期の集団生活はより風邪をもらいやすいです。

まれですが、病気がもとで発熱を繰り返す場合があります。

免疫機能に問題があるかどうかは、

免疫不全を疑う10の徴候というものを目安にします。

http://emeneki.com/tenSignsOfDanger/ 

そのほか小児科でしばしば見かける、発熱を繰り返す病気について紹介します。

【自己免疫性好中球減少症】

https://note.mu/papasyo/n/n677e05b2a314 

【PFAPA症候群】

https://note.mu/papasyo/n/nf6d38b2efd94 

【IgGサブクラス欠乏】

https://note.mu/papasyo/n/ndf6f0adb5a86