<どうして鼻水(鼻汁)が出る?>

細菌やウイルスといった感染症、ホコリや花粉によるアレルギー反応や寒さの刺激などによって鼻水(鼻汁)は出ます。基本的には異物が入ってきたときの体の中の正常な反応です。ホコリはどこにでもありますから、生理的にも鼻水は出ています。

<この鼻水は風邪?それともアレルギー?>

おおまかには感染症によるものは白血球などが混じり、緑っぽいドロッとした鼻水になります。一方アレルギー性鼻炎によるものは透明でサラサラになりますが、両者が混在することもあり単純には分けれません。これまでのアレルギー歴や発熱などほかの症状も考えて総合的に判断します。

生理的にも鼻汁は出てますから、少量であれば風邪やアレルギーでなくても出ることはありえます。

<鼻水の治療は?>

基本的には異物を外に出すために出たものですから、鼻をかんだり鼻汁吸引器で吸ったりして外に出します。鼻を吸うことで不快な鼻づまりをとることができ、空気の通りもよくなります。鼻が詰まっていると口呼吸になりますので、のどが乾燥したりよく眠れないといったことが起こります。鼻吸引器で吸引することで、鼻の奥からたれこんでくる「後鼻漏」もましになるので、咳の対策にもなります。

鼻水吸引の方法https://www.youtube.com/watch?v=Jmp7X9vVWJU

 

<鼻水のお薬の効果は?>

よく処方されている抗ヒスタミン薬は、アレルギー性鼻炎のお薬ですので風邪の鼻汁には効果が得られませんし、副作用として痙攣や眠気がありますから通常は使いません。アレルギー性鼻炎と診断されている場合は点鼻ステロイド剤や抗ヒスタミン薬など良い薬があります。ちなみに一般的には1歳未満ではアレルギー性鼻炎はまれです。

咳や鼻水を即座に止める特効薬はありません。早めに受診したから早く治るわけではなく、抗生剤を飲んだからといって早く治るわけではありません。鼻汁がからんでごろごろすることが多いですので、鼻吸引器でしっかり鼻をすうことが本人の不快感を軽くします。

鼻水のホームケアはイラストにもご協力いただいているHAL先生のブログも参考にしてください。http://halproject01.blogspot.com/2017/02/blog-post.html