<咳の時はどうする?>

咳は体に異物が入ってきた時の生体反応です。

基本的には咳はおさえるのではなくだしきる方針がよいでしょう。

鼻水のたれこみ(後鼻漏)による咳が多いので、鼻吸引が有効です。

咳止めの効果はエビデンスが乏しく、乳幼児であれば鼻吸引や、ハチミツ(1歳未満は禁)、ヴィックスヴェポラッブ®などが有効です。↓

<注意すべき咳>

・百日咳

乳児は百日咳に感染すると重症化しやすく、とくに予防接種をまだ接種していない3ヶ月未満の赤ちゃんがかかりやすいです。

特徴的な咳がありコンコンコンコンと連続した咳(スタッカート状)をして顔を真っ赤にしてヒューと引き笑いのような音(whooping cough)がでます。ときに無呼吸発作を起こすこともあり迅速な対応が望まれます。

百日咳の咳→https://www.ihs.gov/forpatients/healthtopics/whoopingcough/ 

・仮性クループ

のどの奥、声門の下が腫れることによって起こるものです。ケンケンケンというこもった咳(犬吠様咳)があり、ときに吸気性喘鳴(息を吸う時にヒューという)を認め呼吸困難感があります。

クループの咳:https://www.kidmedva.com/kidmed-ical-journal/croup/ 

<どのくらい咳が続いたら受診が必要?>

風邪をひくと通常1~2週くらいは咳が続きます。数日のうちに速やかに改善しなくても異常というわけではありません。1週たっても悪化傾向がある、2週以上ひかないときは受診を考慮しましょう。

<この咳は喘息?>

喘息の咳なのか、風邪の咳なのか判断が難しいので基本的には診察をうけてください。

喘息の時は夜中や朝方に咳き込みやすく、気管支拡張薬の吸入による改善が風邪の時よりも早いことが特徴です。