母乳育児の継続期間には上限はなく生後3年目にまたがったり、それ以上になったりすることが、心理学的にも発達においても有害であるという科学的根拠はない。(米国小児科学会、2005)

赤ちゃんの成長や発達、家庭環境により母乳を必要としなくなる時期には個人差がある。授乳の問題はあくまで母と子の問題であるので 「◯◯歳になったら授乳をやめましょう」という一律に線引きすることはできません。

・WHOの基準では「完全母乳育児を生後6ヶ月まで行い、その後も2歳以降まで適切な補完食とともに母乳育児を継続することが大いに勧められます」と、母乳推進の立場で書かれています。何歳でやめましょうという記載はなく、母と子の意志にゆだねられています。

生後6ヶ月頃から夜まとまって寝れるようになってきます。また 離乳食も開始する頃でだんだん栄養方法は母乳(ミルク)から食事へ移行していきます。(夜間の授乳は6ヶ月頃から減量・中止が可能と考えられます。

・1歳6ヶ月時で哺乳習慣(とくに夜間授乳)がある場合は虫歯のリスクと考えられていますが、「虫歯のリスクになるから授乳をやめよう」とするのは極端で、実際にはそれも含めて総合的に卒乳時期を考えていきます。同時にオーラルケア、歯科での虫歯のチェックでサポートすることが大事です。