※その他の症状について記載してます。これらはいずれまとめた記事にします。

<しもやけ>

暖房がきいた部屋で汗をかいた手足のまま外に出て、しもやけになることがあります。濡れた状態で冷えると起こりやすいです。治療はお風呂などであたためてマッサージして血流をよくしてあげたり、血行を良くする効果のある保湿剤ヒルドイド®などを使用します。赤く腫れたりしている場合はステロイド軟膏などを使います。

<頭痛>

・鎮痛剤を頻繁に使用すると、痛みに対して敏感になり頭痛を起こしやすくなります。原則鎮痛剤は月に10日以内にしましょう(薬物乱用性頭痛)
・片頭痛の患者さんには約7割くらいアレルギー性鼻炎が併存します。アレルギー性鼻炎そのものも頭痛をきたしうるのでそちらも並行して治療します。

・頭痛の原因として、脳脊髄液減少症というものがあります。約1/3のケースが、外傷が原因と考えられています。受傷から平均5日(1ヶ月以内)ほどで頭痛、めまい、耳鳴り、倦怠感、睡眠障害などの症状を認めます。立位で悪化する頭痛のため、寝ていないとしんどくなって不登校になってしまう子もいます。脳神経外科で治療可能な病気です。

<眼の充血>

アデノウイルスによる流行性角結膜炎には注意しなければなりません。目の充血、眼痛、眼脂などが症状ですが、感染力が強く集団生活における流行が問題となります。 小児科では症状や流行状況から疑うことはできますが、迅速診断キットを置いてるところは少ないのでまず眼科受診されるほうがよいのではと思います。

<低血糖>

けいれんの原因のひとつで発熱時でも熱がない時でも起こります。たとえば胃腸炎で食事が取れてない時、遊び疲れて晩御飯食べずに寝てしまった時などに起こりやすいです。けいれんより先にぼーっとしてたり、顔色不良などの症状があるので、糖分の入った食事や飲み物で予防します。

低血糖といえば、メイアクト®フロモックス®オラペネム®などの「ピボキシル基」をもつ抗菌薬の副作用として低血糖やそれに伴う痙攣があります。もちろん治療上必要であれば使用しますが、不要な投与は極力さけなければいけません。 https://www.pmda.go.jp/files/000143929.pdf

<ぜーぜーしているとき>

いろんな症状を含んでいます。多いものとしては
気管支喘息
風邪でのどがゴロゴロ
気管支炎
RSウイルスやヒトメタニューモウイルスの感染など

※喘息なのか、それ以外なのかの判断は難しいので診察をうけてください。

<口内炎>

手足口病やヘルパンギーナ、単純ヘルペス感染症などで口内炎になると痛くて食事がとれなくなります。口にしみるもの(オレンジジュース)などはさけるようにしましょう。口内炎のお薬はサルコートカプセル®が有用です。カプセルを専用の噴霧器具にとりつけて、口内炎にぷしゃーとふりかけると 口内炎のところに膜を張って、痛みがましになります。 病院で処方してもらいます。

<鼻血>
30分以上とまらないとか、紫斑ができやすいとか、歯磨きしたら出血するなどがあれば血が止まりにくくなる病気を考慮したほうがいいでしょう。数分で止まるものはアレルギーや鼻ホジホジで鼻粘膜があれているだけということが多いです。

鼻の粘膜があれているだけでも鼻血は出ます。血が出て見た目は派手ですが、通常はすぐに止まります。鼻をおさえて少し下をむいてじっと待ちます。

途中で鼻に入れたガーゼは極力交換しないようにしましょう。

<やけどの合併症>
火傷のところに感染した黄色ブドウ球菌の産生する毒素が、全身にまわるトキシックショック症候群という病気もあります。 発熱、全身の紅潮、筋肉痛、血圧低下など様々な全身症状を認めます。 花火のときなど
花火の時は火の粉がかからないように十分距離をとってくださいね。 火の粉がかかって火傷しますし、お外でしているので火傷したところも汚染されていて感染しやすいです。 感染してとびひになったり、さらに皮下組織に広がってパンパンにはれあがったりします(蜂窩織炎)。花火のとき子どもはサンダルより靴で足を守るほうがいいでしょう。

<数十秒間だけ意識を失う>

小児に起こるてんかん発作の一種で、5-15秒の短い意識消失が起こります。それまでしていたことを一時的にピタッと止めて、発作が終わると再び動作を開始します。短時間なので周囲に気づかれなかったり、ぼーっとしてると思われたりします。欠伸発作といいます。

<爪周囲炎>

爪の隙間から感染して腫れてきていて、押さえると痛いです。洗ってきれいにして抗菌薬軟膏を繰り返し塗ります。 爪が割れてるときなどはなりやすいので、落ち着くまでお砂場遊びなどはやめておきます。